
昔、荒川ではたくさんの人たちが泳いで対岸まで渡ったり、体力づくりのために水泳が行われたりしていました。
しかし、大雨などによって流れが強い日には溺れて命を落とす人も少なからずいました。ある日、庄屋の息子さんが川で泳いでいると、急流に流され命を落としてしまいました。たいそう悲しんだ母親は、このような悲しい出来事が二度と起きないように願いを込めて、お地蔵様を建立しました。するとその場所で溺れ死ぬ子どもはいなくなったそうです。いつのころからか、このお地蔵さまは子育て地蔵尊として地域の子供たちが健康で健やかに育つことを願う子育て世代の信仰を集めるようになりました。
