正光寺 念仏ヨガ教室の「お布施」について

念仏ヨガ教室お布施の考え方

正光寺の念仏ヨガ教室では、参加にあたって「参加費」や「料金」という言葉を使わず、「お布施」という形を大切にしています。

布施とは、「与える」「手放す」という意味を持つ仏教の修行の一つです。
何かを差し出す行為そのものを通して、執着や損得の思いから少し自由になり、心を清らかにしていく。
それが布施の本質です。

つまり、お布施は「ヨガや法話を受けたから支払う」サービスの対価ではありません。
「この場が続いていくことに、自分も関わることができた」「自分の布施が、次の誰かにつながっていく」
そのことへの感謝として行う行為なのです。

お預かりした布施について

正光寺では、布施を「もらうもの」ではなく、「預かるもの」と考えています。

お預かりした布施は、以下のように用いられます。

  • 念仏と内観を行うための環境整備
  • 安心して集える場の維持
  • 次に訪れる方への準備

三輪清浄(さんりんしょうじょう)という考え方

仏教では、布施が本来の意味を持つためには、三つが清らかであることが大切だと説かれます。これを「三輪清浄」といいます。

  1. 施す人
  2. 受け取る人
  3. 施されるもの

この三つに、「くれてやる」という傲慢さ、「もっと欲しい」という貪欲さ、「見返りを期待する」という執着が入り込まないことを目指します。
完全である必要はありません。
その姿勢を、共に大切にしていくことが重要だと考えています。

金額について

初回: 体験の目安として1,000円をお示ししています。

2回目以降: ご自身の気持ちと向き合いながら、随意でお納めください(上限3,000円)。

本来、布施はそれ自体が尊い修行です。
しかし、初めて仏教や布施に触れる方にとって、いきなりその実践に入ることは難しい場合もあります。
そのため初回は一定の金額を目安としてお示ししていますが、これは「料金」ではなく、布施行へと向かうための助けとしての位置づけです。

「いくら払えばよいか」「見返りはあるか」といった損得の考えから少し離れ、ご自身の気持ちに向き合いながら行っていただけたらと思います。

念仏ヨガ教室の在り方

正光寺 念仏ヨガ教室は、何かを「提供する場」でも、何かを「消費する場」でもありません。

共に坐り、呼吸し、念仏を称えながら、身心を静かに整えていく修養の場です。

お布施もまた、その時間と場を支える、大切な実践の一つとして受け取っていただければ幸いです。


※ご不明な点がございましたら、お気軽にお尋ねください。

en_USEnglish