12月 正光寺 月例供養・内省会

 ●供養のため、内省のための月例供養会

 法事とは別に卒塔婆の供養や位牌の開眼閉眼、各種供養をしたいという時があると思います。そうした想いに応えるために、正光寺では毎月一回《月例供養会》をお勤めしています。

 また、法事以外で内省をしたい人のためにも、月例供養会は最適な環境のひとつです。単に自分と向き合いたいという方の参加もお待ちしております。

 上記の理由から《月例供養・内省会》と名称変更いたします。

 《月例供養・内省会》は合同の儀式になりますので、参加を希望される方が一堂に会してお勤めをすることになります。一方で、参加せずに供養だけ希望される場合にも対応いたします。

 また、この儀式は必ずしもお檀家様だけに対応するものでもありません。広く一般の方の要望にもお応えしていきます。

 《月例供養・内省会》でおこなわれる供養をはじめとする各種供養は、供養する対象と向き合いながら内省しこれからの人生を穏やかで幸せに過ごしていくこと、最期は極楽浄土にお迎え頂けるようにお念仏をお称えすることを目的とした儀式です。ですから、供養の際には立ち会うことがとても大切になります。

 供養する対象は卒塔婆供養、位牌開眼供養、針供養、人形供養など、供養とつくものは一通り対応いたします。その様相は一様ではありませんが、すべての対象に通底することは、対象を大事にしていた人の心(魂)です。供養を通じて私たちは自分と向き合っているのです。

 もちろん、供養する対象がなくても全く問題ありません。安心してご参加ください。

  本日は、3点の人形供養と卒塔婆供養をおこないました。

ひとつひとつの人形は歳月に応じた劣化が見られるものの、持ち主から愛されたであろう様子が、痛みの少なさから感じ取ることができました。人形との楽しい時間を経て、持ち主は社会で活躍しているに違いありません。施主からの感謝の気持ちを乗せて供養をいたしました。

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