世界が広がる!正光寺保育園杉本園長によるJICA体験講演レポート~「違い」を楽しむ和顔愛語の保育現場とは?~

 1月16日(木)、正光寺保育園吉田町園の杉本園長が、東京都荒川区にある第二瑞光小学校の6年生16名を対象に講演を行いました。テーマは「世界には多種多様な文化や生活があることを知り、広い視野をもつきっかけづくり」。また、発展途上国の現状を学び、私たちにできることは何かを考える機会にすることも目的とされました。

《海外体験×幼児教育:杉本園長の行動力が導く学び》

講演では、杉本園長がJICA青年海外協力隊として2年間活動した際のエピソードを交えながら、日本とは異なる文化や暮らしを「衣・食・住」という視点でわかりやすく紹介。現地での活動では、幼児教育者として職員や教育機関(日本で例えるなら厚生労働省・文部科学省)と連携し、情操教育(図工・音楽・体育)の普及やカリキュラム改善に取り組む研修会を行い、教育の質向上を目指していたそうです。

このように、「実際に海外で学び、体感したことを自園に持ち帰って共有していく」その姿勢こそ、杉本園長が持つ大きな魅力のひとつ。現地でも単に与えられた環境に甘んじるのではなく、前向きに行動し、さまざまな困難を乗り越えてきた経験談からは、子どもたちだけでなく私たち大人も大いに学ぶことがありました。

《当たり前を疑うことが、新たな視野を広げるきっかけに》

児童たちは真剣に耳を傾け、「どうして停電や断水が頻繁に起こるの?」「雨が降るとなぜ学校が休みになるの?」「言語はフランス語なんだ。フランス語を使うアフリカの国があるなんて!」と、日本との違いに驚きながらも興味津々。挨拶が日本のようなお辞儀ではなく、ハグや握手であることにも、文化の違いを肌で感じていたようです。

 講演の最後には、杉本園長が「自分にとっての当たり前は、相手にとって当たり前ではない」と強調。それは国内でも言えることで、相手の考え方や文化をまずは認め、尊重することから活動が始まるというメッセージで締めくくられました。

こうした言葉には、海外の現場で培われた「違いを楽しむ」前向きな姿勢が込められています。日常のなかでも、少し視点を変えてみるだけで、目の前に広がる世界はぐっと多様に感じられる——その大切さを子どもたちに伝えられたのではないでしょうか。

《和顔愛語の保育がもたらす温かな職場づくり》

正光寺が大切にする「和顔愛語の保育」(心や主体性を大切にして、自ら考え行動できる力を育む保育)も、まさに「違い」を認め合うための土台といえます。同じ日本のなかでも多様な価値観が存在し、子どもたち一人ひとりの個性もさまざま。だからこそ、まず笑顔で受け止め、主体性を尊重しながら丁寧に向き合っていくことで安心感が生まれ、さらに子どもたちの可能性を広げるきっかけとなるのです。

杉本園長の海外での経験談からは、「未知の世界を恐れずに踏み出す行動力」や、「周囲を巻き込むポジティブな姿勢」が感じられます。園長先生のこうした姿勢は、子どもたちに大きな影響を与えるだけでなく、保育に関わるスタッフ同士の関係もより深めてくれます。みんなで意見を出し合い、さまざまな視点を取り入れながら、よりよい環境を一緒につくり上げていく——そんな風土があるからこそ、保育者同士も安心して挑戦できるのではないでしょうか。

《“違い”を学びに変えて、子どもたちとともに未来へ》

今回の講演は、世界の多様さを知り、それを受け入れることの大切さをあらためて感じさせる場となりました。「新しい文化との出会いは、自分自身の成長にもつながる」——そう実感させてくれる、杉本園長の熱量あふれるお話に引き込まれた児童たちも多かったのではないかと思います。

正光寺の保育現場では、こうした「和顔愛語の保育」、つまり、子どもたちの無限の可能性に寄り添い、職員もお互いの個性や考えを尊重し合うことで、よりよい保育を模索し続けています。違いを学びに変え、子どもとともに未来を見据えて進んでいく——そんな環境で培われる関わり方が、子どもたちの心を大きく育んでいくのだと感じています。

もしこのブログを読んで、「異文化や多様性を受け入れる姿勢って素敵だな」「和顔愛語を大切にしながら保育をしたい」と感じていただけた方がいれば、きっと杉本園長をはじめとする正光寺保育園の考え方に共感していただけるかもしれません。

保育に関わる人はもちろん、子どもたちとともに成長できる場所を求めている方にとって、杉本園長の体験談は一つの道しるべになるはずです。私たちも、日々の保育の中で多様な価値観に触れ合いながら、一緒に“違い”を楽しみ、未来を築いていきたいと思います。

杉本先生ありがとうございました!

 

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