お知らせ

正光寺 写経会のご報告(令和5年8月)

8月の写経会を開催しましたので、報告いたします。

今回は、ベテランの方から初めての方まで7名の方にご参加いただきました。

先月は、一般に写経会とはなにかを住職よりお話させていただきましたが、

今月は、“正光寺の写経会”についてお話させていただきました。

それぞれのお寺に特徴があるように、写経会もこれが正しいということはありません。正光寺ではお念仏を称えることを大切にしており、写経会でもはじめとおわりにお念仏を称えております。

お念仏といえば、みなさま「南無阿弥陀佛(なむあみだぶつ)」は聞いたことがあるのではないでしょうか。

浄土宗では僧俗(僧侶と一般のひと)が一体となって、このお念仏を10ぺん称えるのを「同称十念(どうしょうじゅうねん)」といいます。

一息で称えるのは大変なので、どのように称えたらいいか住職に教えてもらいました。

 

なむあみだぶ なむあみだぶ なむあみだぶ なむあみだぶ

(息を吸って)

なむあみだぶ なむあみだぶ なむあみだぶ なむあみだぶ

(息を吸って、最後はゆっくり)

なむあみだぶつ なむあみだぶー

(最後はゆっくりのばします)

 

お念仏を称えることに馴染みがない場合は、このように、4・4・2のリズムを意識するといいようです。

手を合わせ、住職が「同称十念」と声をかけましたら、みんなで声を合わせてお称えいたします。(今回はわかりやすく住職から、みなさん一緒にどうぞ、とお声がけしましたよ)

お念仏を称えたら、いよいよ写経の時間です。

正光寺では、きれいに書くことを目的とした写経はおすすめしていません。字がキレイでなくともよいですし、時間内に全部書ききらなくても大丈夫です。心を静めて、1文字1文字に集中することが大切と考えます。

みなさん心を落ち着かせ、集中することができたご様子でした。おしまいにお念仏を称えて、写経会は終了です。

来月は9月3日(日)の開催です。お日にちが近くなりましたら、またご案内差し上げます。

事前のお申込みは不要ですので、当日お気軽にご参加ください。(5分前までにおいでいただき、原則途中での入退出はご遠慮ください)

暑い日が続いておりますが、みなさまどうかご自愛の上お過ごしください。