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令和6年度 6月 副主任研修

 6月5日に今年度最初の副主任研修が行われました。新体制としても最初の副主任研修です。

 年度当初に川崎部長へ取材の依頼をしていた時は「いやあ、まだグダグダなんでもうちょっとしてからにしてください」なんぞとおっしゃっていました。ところが先日、突如としてやっぱり取材をしてほしいとのこと。曰く「グダグダでもいいから、みんなで作り上げていく過程を共有していきたい」そうだ。

 それではということで早速意気込みを聞いてみました。

「保育の質の向上に寄与するような研修にしたい。色々なネタをたくさん持ち帰って自分の園で活かしてほしい」

 当初から対話の重要性と心理的安全こそが組織の価値を最大化させるために最も重要な環境のひとつであると力説していた川崎部長。そのような切り口から研修をされていかれるのでしょう。きっと素敵な研修になるに違いありません。

後日、改めて川崎部長に研修の様子について話を伺いました。

開口一番「初回という事もあって趣旨を理解してもらうことを目的としたため、講義中心の内容になってしまった」と反省の弁。常により良いものをという貪欲さが伝わってきます。

「次回はもっと副主任先生方に話す機会を増やせたら」と早くも気持ちは次回へと向いています。

 色々話を聞かせてくれた最後に「課題を解決することは決して単純にはいかない複雑な事情がある事を踏まえ、ともに解決できるようになれたら嬉しい」と静かに語ってくれました。

 副主任研修で忘れてはならない人、森課長にもインタビューを試みました。

 よくぞ聞いてくれたとばかりに、大きく息を吸い込み一気に話し出すかと思いきや、そのまますべての言葉を飲み込んでしまいます。横に逸らした視線は遥か遠くを見据え、穏やかに微笑みながら一言、

「これからもっと良くなっていくと思います」

 言い出したらキリがない反省点を語るよりも、それらを乗り越えた先にある自分たちの将来が楽しみで仕方がない様子に、これ以上言葉を紡ぐ必要はなさそうです。次回の研修会も楽しみにしていますね。

 最後に副主任さんにも話を聞いてみました。

「体制が変わり心機一転前向きに取り組むことができたと思う。過去の研修では話が脱線して長引くことが多かったが、今回の研修では話すべきこと聞くべきことを端的に済ませることができた。川崎部長からの話しはまさに上石神井園で抱えている問題そのものであった。特に《伝えるべきことをどのように伝えていくか》ということの難しさに日々苦悩している私たちには、それを解決へと向かわしめるために極めて示唆的な内容であった。今回の研修を踏まえ、園の課題を少しでも解決させていければと考えている。まずは園長先生と情報共有をし・・・(続く)」

 このような談話を残してくれたのは上石神井園副主任の高堂先生。立て板に水の如く話してくださる熱い想いを持った高堂先生に圧倒されつつ、これ以上話を聞いてしまうと紙面が大変なことになるので、続きはまたの機会に聞かせていただくことにしました。

 それぞれが課題を抱え、何とかして解決させていこうという想いをもって研修に臨んでいることがひしひしと伝わってきました。来年の今頃はどうなっているのでしょうか。本当に楽しみで仕方がありません。次回の副主任研修会は9月を予定しているようです。

 協力してくださった先生方、本当にありがとうございました!