正光寺 写経会のご報告(令和6年6月)

2024年6月12日

 境内に足を踏み入れると、ほのかな甘い香りが漂ってきます。梅の木にたわわになった実が例年以上に存在感を放っています。庭師によると今年は全国的に豊作だそうです。職員が梅ジュースや梅酒を作って振舞おうと、ひとつひとつ丁寧に拾い集めています。

 正午を過ぎて間もなく写経会の時間になろうかとする頃、にわかに地面を叩きつけるような雨が降り出しました。境内で楽しそうに遊んでいた親子連れが雲の子を散らすようにそれぞれの家路へと消えていきます。

 今日の写経会を楽しみにされている人たちの足取りが鈍るのではないかと聊か心配致しましたが、12名の方が傘を差しながら足早に本堂に入っていきました。

 今回の写経会では「修行を楽しむ」ことを再確認いたしました。写経会が再開されてから半年が経ち、内省による再確認という作業も皆さま板についてきたように見受けられます。願文には単なる願い事ではなく、毎回の再確認の内容を書いて次の写経会までの決意を新たにしておられます。

 写経会が終了する頃には雨も上がり、お念仏をお称えする声を境内でも漏れ聞くことができました。

 

 正光寺では、毎月第1日曜日に写経会を開いております。どなたさまも参加自由ですので、お気軽にご参加くださいませ。次回は7月7日の予定です。

写経会に参加を希望される方は、原則お電話、メールで事前にお申し込みください。予約なしで当日おいでになっても席をご用意できない可能性があります。よろしくご協力をお願い致します。 電話:03-3901-2017 メール:houji@sk-j.or.jp

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正光寺 写経会のご報告(令和6年6月)

2024年6月12日

 境内に足を踏み入れると、ほのかな甘い香りが漂ってきます。梅の木にたわわになった実が例年以上に存在感を放っています。庭師によると今年は全国的に豊作だそうです。職員が梅ジュースや梅酒を作って振舞おうと、ひとつひとつ丁寧に拾い集めています。

 正午を過ぎて間もなく写経会の時間になろうかとする頃、にわかに地面を叩きつけるような雨が降り出しました。境内で楽しそうに遊んでいた親子連れが雲の子を散らすようにそれぞれの家路へと消えていきます。

 今日の写経会を楽しみにされている人たちの足取りが鈍るのではないかと聊か心配致しましたが、12名の方が傘を差しながら足早に本堂に入っていきました。

 

 今回の写経会では「修行を楽しむ」ことを再確認いたしました。写経会が再開されてから半年が経ち、内省による再確認という作業も皆さま板についてきたように見受けられます。願文には単なる願い事ではなく、毎回の再確認の内容を書いて次の写経会までの決意を新たにしておられます。

 写経会が終了する頃には雨も上がり、お念仏をお称えする声を境内でも漏れ聞くことができました。

 

 正光寺では、毎月第1日曜日に写経会を開いております。どなたさまも参加自由ですので、お気軽にご参加くださいませ。次回は7月7日の予定です。

写経会に参加を希望される方は、原則お電話、メールで事前にお申し込みください。予約なしで当日おいでになっても席をご用意できない可能性があります。よろしくご協力をお願い致します。

電話:03-3901-2017

メール:houji@sk-j.or.jp