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行事案内

「彼岸会」について

 

 「彼岸会(ひがんえ)」とは、春と秋の春分と秋分の日を中心とした前後3日の計1週間、いわゆるお彼岸の間に行われる法要のことをいいます。
 彼岸とは、苦悩や迷いに満ちた現世を此岸と呼ぶのに対して、そういった苦悩や迷いといった煩悩の存在しない理想の世界を言います。
 
 「彼岸会」が浄土宗で行われるようになったのは、善導大師の『観無量寿経疏』の定善義という項目で、人が救われるべき西方極楽浄土を観ずる最良のときは、太陽が真東から昇り、真西に沈む春分と秋分の両日であるとしたことに起因します。
また、国家的な行事としては、延暦25(806)年3月、推古天皇の為に、諸国国分寺に命じ、春秋7日間、『金剛般若経』を読誦させたという『日本書紀』の記述が初出であります。やがて浄土信仰の隆盛に伴い、平安以降各寺院で盛んに行われていくようになりました。
 
 彼岸会の法要は当初、悟りを求める修行者が自身の修行として、日想観(夕日によって西方浄土を観じること)を修し、浄土往生を果たせるように勤めたものでありましたが、やがて土着の太陽信仰や祖霊信仰、豊穣祈願などと習合し、現在のような先祖供養としての意味が広く一般化して彼岸法要が行われるようになりました。
 当山ではそうした経緯を踏まえつつ参加者一同が念仏を称え、先祖の供養と共に、毎日すこやかに過ごせるよう、そして人生を直向きに生き抜いたあかつきには極楽浄土へ往生できるよう、願いを込めて修しています。

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